第32回議会報告
今、町にとって一番大事なことは
英語学習10年プランの実践で
英語力日本一の先進地へ 
福岡都市圏のグローバル化はこの10年以内で必ずやってくる。
8.7平方キロメートルの一番小さな志免町の最大の課題は、
8,000人の子供たち1人1人に園児・小学校の10年間、しっかりとした
英語力を身につけさせ、グローバル化の世界へ飛び立たせることにある。
早期英語力の養成には、子供たちは勿論、保護者・町民みんなが待望している。
(町長の選挙公約)行政の積極的取組みとスピードある行動力を強く要請する。 
志免町はどこでしょう?
 
 答 え
 
 目   次
 [T] 国と少子化と人口減少
1 .戦後70年の出生数と出生率
2.日本の人口はどうなる
3.少子化・人口減少の歯止めは 
 [U] 岐路に立つ志免町の人口
1..2020年は人口増減の分岐点
2.私の提言してきた「子育ての楽しい町」対策
3.全国1番の元気な福岡都市圏
 
 [V] 志免町の「宝もの」は子どもたち8,000人の
   子どもたちへ3点プレゼント
1.園児への英語学習支援を
2.小学校1年生から英語学習の取組み
3.パワーアップスクールで家庭の学習支援を
[W] 『待ち』から『攻め』の行政に期待 
 以  上
 
 
 [T] 国と少子化と人口減少
   
1.戦後70年の出生数と出生率
   平成28年(2016年)出生
100万人割り込み98万人へ
 
 
 
 これで人口の増えるわけがない。どこまで減少か?
  (1)子供の出世数 1975年(昭和50年)から2015年40年間減少し、
   2015年には出世数が明治から132年ぶりに100万人を割り込む
 (2)20〜40才の女性の人口減少
   平成22年1584万人が平成26年には1423万人。4年間で1260万人が減少。
   今後も減少が続く
 (3)結婚できない・しない男女の急増
   1990年(平成2年)の未婚率は、男5.57%女4.33%。
   2010年(平成22年)の未婚率は、男20.14%女10.61%へ急増。
   25年後の平成47年には未婚率、男3割・女2割と最悪へ。
 
2.日本の人口はどうなる
    
    40年間出生数・出生率の低下
 
 日本の総人口が記録開始の1920年(大正5年)以来初めて減少。
    現在の出生率(1.44)のままいけば、2040年のは1億人。
    35年後の2050年には9,000万人へ。100年後は4,000万人。
    江戸時代の人口へ。少子化を食い止めるのは国家の緊急課題。
 
3.少子化一人口減少の歯止めは
   子育てを個人の負担から国の負担へ
 
 平成27年9月安倍総理は「新・3本の矢」を発表。国民へ協力を呼びかける。
「新・3本の矢」の1本は出生率の改善。2025年までの希望出生率1.8。
更に2035年までに希望出生率2.07を達成し、2040年以降の1億人も人口を維持を要請。
然に、平成27年の出生率1.46とやや改善するも、出生数は明治以降初めて100万人を
割り込み、98万人の最悪の状況、出産・子育て・働き方・くらし改善等々を手を
打ってきたが、根本的解決には至っていない。「出産・子育ては主婦の役割」が
日本の風土の中にある。子育てに対る経済的・精神的負担が大きすぎることが
出生率・出生数のブレーキとなっている。
個人の子育て負担を大幅に改善し、子育ては国の問題・国の負担へと大きく
転換することが解決のもとと考える。国の覚悟の問われるとき
 
[U]岐路に立つ志免町の人口
      
2015年10月国勢調査,粕屋町に追い越さる
      志免町4 5, 2 5 6人  粕屋町4 5, 3 6 6人
 
 1. 2 0 2 0年は人口増減の分岐点 
(イ)2010年(平成22年)から2015年(平成27年)の推移
    (口)志免町の心配なところ
       3悪:入る方は減り/出る方は増え/出生率は減
 
社会増減では転入者の減少
2015年は若い世代の転入者大幅減少。さらに転出者も増加。
自然増減では
出生者の減少
若い世代の減少が出生者の減の原因となる。
※各項目の内容の分析と対策 急を要する
 2.私の提言してきた「子育ての楽しい町」対策
   提言1 結婚・出産・子育てへ町の積極的支援を要望提言
 
 
  提言2 無料で英語の学べる町へ
 
 
 
   提言1・提言2 について、何回となく議会の一般質問を通じ、町長・行政へ
      強く要望してきましたが、「検討します」の答えで殆んど
      取り上げられないままとなっている。志免町のカラーを出せ
福 岡 都 市 圈 のグローバル化、
目前に迫る子どもにしっかりとした英語力を
2016年 福岡市「住みやすいまち」世界7位
2017年 福岡市「国際会議誘致コンペ」シーホーク6月下旬 世界から150人来訪
2019年 福岡市「ラグビーワールドカップ」競技場
2020年 東京「オリンピック」「パラリンピック」4 ,0 0 0万人来訪
2021年 福岡市「世界水泳大会」
2025年 新・福岡空港 運用開始へ
 これだけの国際クラスのイベントの開催は珍しい
地方都市福岡から国際都市福岡への進化の証
10年、20年後のグローバル化の渦中の第1線で活躍する子どもたちに
しっかりした英語力を身につけさせたい
英語力の差が子どもの将来を左右する
現在の学習指導要領の英語学習のスケジュールでは遅すぎる
園児・小学校1年生から早期英語学習の取組みを提言する所以
 全国1番の元気な福岡都市圈 学校は町のシンボル
 2015年の国勢調査では、福岡市が153万8千人で前回から7万5千人増加
東京23区を除き、増加率では全国トップ。県内60市町村のうち、人口が増えたの
は16市町村で。うち福岡都市圏が12市町。全国で最も元気な福岡都市圏として
今後の発展が期待される。
 
 福岡都市圏福岡市を除く16市町
 
 
志免町の行政には、早くから園児・小学1年生からの英語学習の
取組みを提言してきたが、筑紫地区の4市1町に先を越さる。
園児・小学1年生からの早期英語学習の取組みは、若い世代の
転入者を増やし、定着率の向上により人口は増え、
町の活性化につながる。志免町の早急な取組みを要請する。
 
 
 
[V]志免町の「宝もの」は子どもたち8 , 0 0 0人の
   子どもたちへ3点セットのプレゼントを
1.園児への英語学習支援を
   ALT(外国語指導助手)による保育園への巡回指導を。
   6才までに園児の知能の90%は発育する。
   園児への英語学習の取組は早ければ早いほど効果は大きい。
2.小学校1年生からの英語学習の取組み
    保育園・小学校の「英語学習10年プラン」
   一貫教育の設定と実践英語力・学力ともに向上
 
 3.パワーアップスクールで家庭の学習支援を
    別府1パワーアップスクール例平成26年から実施。6月〜翌年2月。
    月3回土曜日9:30-12:00小学1年生〜6年生。登録50名。国・算の宿題復習の
    個人指導、講師3人。英語は1−2年、3−4年、5−6年の3クラスに分け、
    外国人講師の指導。勉強が済んだら楽しいランチタイム。腹一杯、お代わり自由、
    みんな二コニコ。子ども・保護者も仲良しになりました。いじめ・不登校・虐待は
    一掃されました。併せて子どもスポーツクラブにも積極的支援を。行政へのお願い。
    講師の確保・経費の支援等について一定の基準を示し、支援と指導をお願いしたい。
  [W] 『待ち』から『攻め』の行政に期待
  少子化にストップをかけ、若い世代が安心して、楽しんで子どもを育てて
    い<環境をつくっていくためには、親の出産と子育てに対する精神的・
    経済的不安、負担を、国と町が一体となって支援することにある。
    大きな投資となるが、子どもへの投資は若い世代と子どもの増加となり
    地域の活性化、経済の発展につながる。ひいては、税収の増大となり、
    高齢化社会への対応も可能となる。
一歩踏み出さなければ何も変わらない
 子どもへの投資は必ず地元へ還元される
 

 [お 知 ら せ]
グランドに防災用ベンチの設置を(12月議会で行政にお願いしました
 1.異常気象の続発、事故.災害から身を守るため,防災用のベンチの
  設置をお願いしました.

2.特に、子ども・高齢者の利用するグランドでペンチがあったら
  安心だと思われる所は、遠慮しないで行政へ申し出てください.
3.点検の上、ベンチの設置を検討するとのことです.
 
最後まで目を通して頂き有難うございました.
今、志免町でやるべき一番大事なことは何か
皆さんの考えをお聞かせください(アンケート)