第31回議会報告
〜序〜
子どもが増え、子どもが伸びる
     強い町へ
少子化、人口減少に歯止めをかけ、町の活性化をはかるため、町の特性を活かした
独自の施策が、今全国の自治体に要請されている(地方創生)

私は前々から子どもの問題を取り上げ、若い世代の出産や育児を義務教育同様に
無償とし、子どもの教育については学力、徳育と併せて、幼児から英語と遊び親しませ、
世界に通用する英語力を身に着けさせるべきであることを提言して参りました。
子どもが増え、子どもが伸びる強い町づくりを果たすことが、私たち町民の使命と
考えております。わが町の目指すべき目標は。取組むべき具体的課題は何か、
もう一度皆さんと一緒に考えたい。ご指導、ご所見をお願いします。
目   次
[T] 少子化と人口減少
(1)戦後70年の出生数(率)、女性人口
表1 戦後70年の推移(昭和20年〜平成27年)
表2 70年間の少子化のツケは
(2)30年後の日本人口
 表1 2010年を基点 30・40・50年後の推計
 表2 30年後 2040年の人口構造
(3)未経験の2000万人の人口減少

[U] 志免町の人口現況
岐路に立つ志免町の人口
(イ)急増から横ばい時代
(ロ)転入者3,000人から2,500人へ急落
(ハ)金の卵 550人安定感

[V] 志免町の目指すべき道(地方創生)
(1)志免町はどこでしょう
(2)
Strongストロング(強い) Shimeシメの目標と取組み 
  子どもへの投資は地元へ還元

 
以   上 
[T]少子化と人口減少
(1)戦後70年の出生数(率)、女性人口
表1 戦後70年の推移(昭和20年〜平成27年)
出生数 : 1975年から40年間減少へ 100万人割れへ
出生率 : 戦後70年間下降 2.1への回復へ
表2 70年間の少子化 どこまで続く
 〇戦後70年間 出生者・出生率とも減少下降へ
 〇女性人口は1990年(平成2年)ピーク 3115万人
 2013年(平成25年)は 2590万人で、23年間下降
 525万人の減少(子どもの出生数減少の因)
(2)30年後の日本の人口はどうなる 人口減少時代へ突入
表1 2010年を基点に
    30年・40年・50年後の推計
〇30年〜40年後には、1億人を割り込む
  〇1800市町村のうち、863が消滅予測
表2 30年後の2040年 人口構成
2010年
平成22年
2040年
平成52年
0〜14才
子ども
1,685万人
(13%)
1,073万人
(10%)
600万人の
子どもの減少
15〜64才
働き手
8,173万人
(64%)
5,786万人
(54%)
2400万人の
働き手の減少
65才〜
高齢者
2,948万人
(23%)
3,867万人
(36%)
1000万人の
高齢者の増加
1億2,805万 1億727万人 2000万人の減少
〇子ども・働き手3000万人が減少し、高齢者が急増
(3)未体験の2000万人の人口減少
東京都の人口1300万人 と 埼玉県700万人 計2000万人 もの人口が
この30年間で消滅する。憂慮すべきは将来を担う こども600万人生産力の
基盤の働き手 2,400万人が失われることにある。
労働力の低下は、生産性を弱体化し、併せて消費購買力の低下へ。
企業・個人とも収益・収入は減少。経済力・国力とも低下。税収は減少、社会保障の
維持が危ぶまれる状況となる。人口の減少を見越して、大企業は拠点を海外に移し、
国内では既に企業同志の再編が進められている。人口減少にストップをかけ、
2050年に1億人の人口を確保するためには、2025年までに出生率を
1.8(現状1.43)、2035年までに2.07まで出生率を引き上げなければ
1億人の確保は出来ない。
子どもの減少、人口の減少にストップをかけねば日本の明日はない
地方創生に国を挙げて取り組むである
[U]志免町の人口現況  岐路に立つ志免町の人口
(イ)急増から横ばいへ
(ロ)転入者3000人から2500人へ急落
    社会増から社会減へ
転入者3000 転入者2500人
H21 H22 H23 H24 H25 H26


@転入者 2,966人 3,219人 3,154人 2,795人 2,722人 2,545人
A転出者 2,688人 2,636人 2,596人 2,609人 2,738人 2,584人
@−A 278人 583人 558人 186人 -16人 -39人
転入者を増やし、転出者の定住化・引き止めを
(ハ)金の卵 550人から600人を目指せ
自然増 550人安定化
H21 H22 H23 H24 H25 H26


@出生者 538人 630 568 526 556 535人
A死亡者 309人 334人 322人 344人 332人 340人
@−A 229人 296人 24人6 182人 224人 195人
志免町は福岡市のベッドタウンとしてH5〜H25の20年間で1万人を超える驚異的
福岡市頼みの人口増ではなく町独自の子どもを増やし育てる方策を確立すべきである
              志免町はどこでしょう?
                  答えは
[V]志免町の目指すべき道
          ストロング(強い)  シ メ
       Strong   Shime を目指せ
     子どもが増え、子どもが伸びる強い町
(1)志免町はどこでしょう
「志免町はどこでしょう」見つかりましたか?8.7kuの小さな志免町。山の幸も海の幸も
何にもありません。しかし、この小さな町には毎年500人余りの子どもが誕生し、
平成25年の出生率1.77で全国トップレベルの誇れる町です(県:1.45 / 国:1.43)
就学前の子どもは 4000人小学生 3000人中学生 1300人計 8300人の元気な子どもが
満ちあふれた「人の幸」で一杯の町です1人1人の子どもに最善の保育と最高の教育で
グローバル化の世界へ飛翔させることこそが、町最大の仕事であり使命であります。
子どもが増え、子どもが伸びる強い町を目指す志免町の
カラー・特色を天下に示せ。
(2)Strong Shime の目標と取り組み
(イ)目標
2015
H27年
2020
H32年
2025
H37年
出生数 530 560〜580 620
出生率 1.77 1.8 2.1
(ロ)結婚・出産・子育て 日本一の町を
(ハ)パワーアップスクールと幼児英語学習日本一の町へ
     子どもへの投資は地元へ還元される
町は今、人口増減の分岐点にあり、恐れず子どもへの投資
積極的にし、若い世代の低収入を最大限にカバーし、
安心して結婚・子育て出来る町を目指すべきである。
若い世代の増加と子どもの増加は
地域の消費を増やし、衣食住等の事業を活性化させ雇用を増やし、
地域経済の発展に大きく貢献する。
また、町政の面では税収の増大につながり
高齢化社会への対応も可能となる。
子どもへの投資は、地元へ還元される
                     
                           以     上