第30回議会報告
迎 春
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、
有難うございました。
今年も宜しくお願い致します。
今回の一般質問では、将来の日本の根幹に関わる人口減少問題とこども
の出生数激減問題を取り上げました。現状の出生率のまま推移すれば、
30年後の日本の人口は1億722万人と1億スレスレ、40年後には、
間違いなく1億人を割り9,700万人へ落ち込むことが予測されます。
人口減少に歯止めをかけ、1億人の維持をはかることは容易なことでは
ありません。
1800弱の自治体が自らの町は自らの手でという主体性を持った
積極的行動が肝要。志免町の進むべき道について提言致しました。
目  次
[T]少子化、人口減少へ町の取り組み
イ) 人口減少の実体
ロ) こどもの出生数と女性人口の減少30年後の日本人口
2. 人口減少の経済とくらしへの影響は
3. 志免町の人口はどうなるか 町の人口動態と福岡市の人口推移
4. 志免町の進むべき道 『保育・教育 一番の町』
5. こどもを増やし育てるための具体的施策(提言)
[U]シニアを町のちからに
シニア相談窓口の設置
年2回 シニア情報ニュースの発刊
[V]報告
1.パワーアップスクール.
2.特別養護老人ホーム
                                              以  上
[T]少子化、人口減少へ町の取り組み 
1.人口減少の実体

イ)こどもの出生数と女性人口の減少

日本の人口は2008年 1億2,808万人をピークに減少期へ突入。2010年を
基点に30年後は1億727万人、1億スレスレに落ち込み40年後には9,700万人、
50年後にはなんと8,600万人迄落ち込む。
1800弱の地方市町村の半分に近い896は消滅可能性ありと指摘されている。
大変な事態が間違いなく目前に来ている。
人口減少危機打開のため、平成26年12月27日閣議決定
人口減少対策の長期ビジョンと2015年度からの5カ年計画具体策総合戦略の骨子を
発表人口減の対策長期ビジョンは現在の出生率1.43を、10年後には1.8、更に20年後
には2.1まで引き上げられれば、50年後には1億人の人口が確保される見通しを示す。
総合戦略5カ年では、東京一極集中を是正するため、地方での若者雇用創出30万人、
首都圏から4万人を地方へなど、人の流れを変えること。
出産・子育てでは、イクメンの休業取得率2%→13%へ、待機児童の解消ぐらいで
新しいものなし。今回の、長期ビジョン、総合戦略については、今までの失敗してきた
全国一律手法を廃し、各自治体の主体性を尊重し「各自治体が自らの町に適した
自らの総合戦略」の策定と人口を促す計画となっている。
国任せの時代は終わった。
自らの町は自らの手でどうつくりあげていくか、町の本気度の問われるところ。
2.人口減少の経済とくらしへの影響は
30年後の“2078万人”の人口減少とは東京23区の人口1300万人
隣の埼玉県700万人計2000万人に匹敵するこの人口が30年後には消滅する。
日本経済、私たちのくらしにどんな影響を与えるのか。
イ)こどもの減少により、公立の小中高はこの10年で5801校が廃校となる
ロ)人口減少により空き家率13.5% 825万戸。7戸に1戸が空き家となり、今後更に進む
ハ)15〜64才の働き手2400万人の減少は生産力・国力の低下へ

人口の減少は人が住まなくなった集落、空き家が増える。企業にとっては働く人が減り、
生産性は落ちる。更に買う人は少なくなり購買力は低下し、売り上げは減少。
個人、企業からの税収は減り、水道・道路・橋などのインフラ整備は困難となり、
更には医療・介護・年金などの社会保障に重大な影響を与えることになる。
何としても、人口減少と経済縮小の悪循環を断ち切らなければならない。
その為には、
若い世代が安心して子育てのできる環境を早期に実現することが先ず第一歩である。
3.志免町の人口はどうなるか
@ 志免町の5年間の人口動態
イ) 志免町の人口増加は自然増+社会増自然増(出生者−死亡者)の250人前後で安定
ロ) 問題は社会増(転入者−転出者)が心配毎年3000人前後の転入者が平成24年、
25年は2700人へ急落。社会増による人口増に心配。
A 福岡市の人口推移(福岡市総務企画)
福岡市人口に限り、人口の伸びはあと6年で横ばい
平成22年
2010年
平成27年
平成32年
2020年
平成37年
平成42年
2030年
平成47年
平成52年
2040年
福岡市総人口 146万4千 152万5千 156万8千 159万2千 160万4千 160万6千 160万1千
5年後の人口増 - 6万1千 4万3千 2万4千 1万2千 2千 -5千
単位:人
B 福岡市ベッドタウンからの脱皮
福岡市頼みの人口増から、早急に町独自のこどもを増やし育てる方策を確立すべきである。
人口減少期、福岡市への転出増も視野に入れた対策も考えるべきである。
4.志免町の目指すべき道
『保育・教育 一番の町』
8.70ku の小さな志免町。山の幸も海の幸もない。然し、この小さな町には毎年550人の
こどもが誕生し、就学前のこどもが4,000人、小学生3,000人、中学生1,300人の
計8,300人の元気なこどもの満ち溢れる町。「人の幸」でいっぱいの町です。
「人の幸」1人1人のこどもに最善の保育と最高の教育で世界に羽ばたく人材を育ててあげる
ことこそ、町の仕事であり、使命と考える。若い世代が安心してこどもを生み育てられる町、
2人目3人目のこどもが欲しくなる街を目指し、こども達の保育と教育へ最高の投資を
していくべきである。こどもの増加は町を活性化し、消費を増やし、お店を元気にし、
雇用も増え、町の財政は豊かになる。投資は必ず町に戻される。
志免町は、こどもの増える町・人口の増える町として
全国1800の自治体の範となり志の高い
「保育と教育一番の町」を目指すべきである
5.こどもを増やし育てるための具体的施策(提言)
こどもを増やすための国への要請
若い世代は早く結婚し、こどもも2人から3人は欲しいと願っている。然し、
今の低賃金と雇用の不安定のため晩婚・未婚となり、こどもの減少の大きな原因となっている。
国への4つのお願い(提言)
1.結婚、子育てのできる
  給与の保障を(国と企業)
若い世代への投資は必ずプラスで
国・企業へ返される
2正規職員での身分の安定を
          (国と企業)
働く人の40%が非正規は異常。
安心して結婚子育てが出来るような環境を
3.早婚奨励手当ての支給
            (国へ)
こども3人以上家庭は無税とする
4.若い世代とこどもへ
 思い切った投資を(国へ)
一時的な生活支援やバラマキ、土建投資へ今迄どれだけの
投資をしてきたか。結果はすべて失敗。これらを止めにして、
若い世代やこどもへの直接投資へ切り替えるべきである
志免町独自の取り組み(提言)
『保育・教育 一番の町』へ
若い世代の出産、子育ての経済的負担と不安を一掃し
安心して子育てのできる環境をつくる
取り組み(提言)
1.保育園児の保育は無料とする 0〜6才までを義務教育同様に義務教育
として、親任せからも一緒に保育の任にあたる
2.年少保育、病児保育の施設整備を早急に 働くママは安心
3.出産費用は全額無料 1子2子には夫々
 10万円3子以降は100万円を出産お祝い金
こどもたちが地域・町を変える
4.0才〜18才の医療費は無料 こどもの健康を国が守るのは当然
5.保育園児から外国人講師と遊び、自ら自然に 英語学習を体得させる 国際人への第一歩 志免町を英語学習の先端地へ
6.無料の学習支援室を各地域に設置し、
 家庭学習を支援し、基礎学力の向上に
 資する行政の積極的支援を
若い世代の負担を軽減。塾に行かせなくても
英語の勉強も一般教科の勉強もしっかり出来る。
志免町はこどもの勉強に経済格差、教育格差は
絶対につくらない
保育、教育を通して学んだこどもたちが、社会で世界で活躍できるような
「人を育てる」町を目指すべきである。そして、仕事を終え、定年を迎えたら
又志免町へ戻りたいと 思うような街を目指したい。
[U]シニアを町のちからに
シニア(65才以上)のうち、医療・介護の世話を受けている人が20%。
あとの80%は誰の世話にもならず自立して第2の人生へ立ち向かっている人たちです。
労働人口減少、定年制の廃止も議論されるなか、シニアをただ単に負として扱うのではなく、
町の力として活用していくべきである。20年後の2035年には、3人に1人の
高齢化社会がやってくる。行政はシニア活用の方向性と対策を講ずべきである。
シニア相談窓口センターの設置を
【元気で働き続けたいグループ】
シニア相談センターの設立(シニア有志)
・年2回シニア対象の情報ニュースの発刊
・一般相談窓口
・就労相談窓口シルバー人材センター(町)
・70才現役社会応援センター(県)
・ハローワークとの連携(県)
・町自体での求人開拓(町)(コンビニの深夜勤務など)
【町、地域、学校等に協力したいグループ】
町内の福祉、ボランティア活動への受け入れ
町内会、老人クラブ、有識者メンバーに
地域の小中生への勉強の手伝い。
志民大学、政治学級、シニアワールドカフェ等の町の勉強会への参加
【心と体の健康を求めるグループ】
体育協会、文化協会、サークル加入各種団体への参加の呼びかけを
シニアを孤独にさせないやさしい町
シニアがすぐに仲間の輪に入れるやさしい町
シニアの生き甲斐を育てるやさしい町
[V]報告
1.パワーアップスクールからの報告
スクールは保護者の熱意と町内会の応援でスタートしました城戸校長先生も応援に
来てくれました。参加者も40人から50人へと増えてきました。月3回の土曜日、
こどもたちは一生懸命です。
1)スクールの目的勉強の楽しさ、
   習慣化努力することの大切さ
2)学習の内容、英語・算数・国語
   英語は外国人講師マイケル先生担当算数・国語は3人の講師の担当
3)場所土曜日 月3回(午前9:30〜12:30)
   別府1公民館毎回 昼食サービス お母さんとボランティアの皆さんの協力受講料はなし
  (光熱費、プリント代:1回100円)
4)冬季スクールは1月、2月まで3月、4月は休み5月から新学期スタート
(5)自由参加です。歓迎します。
お金を出して塾に行かなくても
英語の勉強・基礎学力の向上もしっかり出来る
2.特別養護老人ホーム「こころ」の報告
平成27年8月(予定)に特別養護老人ホームがオープンします。
名称:特別養護老人ホーム 「こころ
住所:〒811-2232 福岡県糟屋郡志免町別府西3-3-10
※栄光病院隣地
施設:入居定員 70名
短期入所生活介護(ショートステイ) 10名
入居対象者:
要介護3〜5 の方
問い合わせ先:
電話 092−935−5560(担当:坂本、松嶋)
やすらぎの郷100床と合算すれば180床。
「町」では一番の特養施設床数となります。
要介護者には最高の安心です。
お目通し頂き、有難うございました。                        
以  上