第25回議会報告
お 礼
春の統一地方選挙におきましては、皆さんの大変なご支援を受け、
最高の投票で当選させて頂き本当に有難うございました。
皆さんの期待を背に、悔いのない仕事をしたいと覚悟しております。
西郷南洲のことばに「敬天愛人」があります。
天を敬い人を愛し感謝の身持ちを忘れず人のために尽くす。
座右の銘として力一杯頑張ります。ご指導今後とも宜しくお願いします。
目   次
[T] 平成22年度 町の財政
国の負担と町の歳入の仕分け
[U] 園児に英語を
世界に羽ばたくこどもの未来のため
[V] 目指せ市昇格 志免町から東福岡市へ
5万人達成の対策を急げ
[W] 健康で「長寿」
クリアチリンと肺炎球菌ワクチン
[T] 平成22年度 町の財政
町収入に見合う支出「身の丈予算90億円」はいつの間にか吹き飛び、
予算、決算とも100億円を超える数値となっている。
町の収入が85億円しかないのに、100億円を超えるお金がどこからくるのか、
町の財政や町民のくらしに影響はないのか。
皆さんに理解して頂けるように、私案ですが国の負担と町の負担(歳入)
に仕分けし分析しました。
1.平成22年度歳入決算119億6千万円の分析
「収入に見合う支出」町の収入は85億円しまないが、決算歳入では
 120億円。町の財政とくらしに影響ないか。
*公庫支出金とは、国の政策や事業を遂行するため国や県からの仕送り
 されるお金、負担補助金。
*臨時財政対策債とは、地方交付税の代わりとして発行されるもので
 実質的には国の借金分。
歳入119億6千万円の中味は
国の負担
32.4億円
公庫支出金
  24億円
こども手当て負担金
安全安心学校づくり交付金
地域活性化交付金
9億円
2.3億円
2.7億円
臨時財政対策債
8.4億円
2.7億円町債のうち国の借金分 8.4億円
町の歳入

87.2億円
町税
48.6億円
町の歳入分、国民の税金ほか(町民税、法人税、
固定資産税、たばこ税、など町民の税金)
地方交付税
17.6億円
国からの仕送り分
町債
 3.6億円
町の借金、学校などの長期ローン
その他
税、手数料
手数料、負担金。地方消費税、地方贈与税など
120億円に及ぶ歳入は前図を見ても分るように、町の歳入分87億円に国の負担分
32.4億円が加算されたもので、町の財政や町民のくらしに影響はない。
2.平成17年度〜22年度歳入の推移
国と町の仕分けで分析
町の歳入は85億円、国の支援分が加算されて100億円を超える大型歳入となる。
3.平成22年度決算の健康診断
平成22年度決算の健康診断100億円を超える予算決算は1年交代政権
の政策遂行のため児童手当、こども手当等の各種交付金補助金の交付が
町の財政に加算されたことによるもので、国の負担分は除外したもので診断する。
*町の貯金である、基金の積立が11年ぶりできるようになり、22年度1億円、
23年度2.5億円の積立予定。
診断1 経常収支比率(%)
町の収入に対し人件費などの固定の行政経費がどれ位占めているかを示す。
財政の弾力性を見る 70%〜80%が優
平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年
経常経費比率% 90.3 93.7 91.6 91.1 88.2 83.5
診断2 財政力指数
町の財政力を示す「1」に近いほどよい。
平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年
財政力指数 0.75 0.75 0.77 0.78 0.78 0.7
診断 公債費比率(%)
町債(借金)返済の割合。少ないほど良い。18%以上黄色信号
平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年
公債費
 比率(%)
10.6 12.1 11.6 9.9 9.5 8.
4.町債の分析(町の本当の借金は幾らか)
8億4千万円町債にどんな種類があるのか、すべてが町の借金なのか。
町債89億円の内38億円が町の借金。51億円は国の借金分で実質町の借金は少ない
町債の種類 平成23年度の発行額 平成22年度未残高
国の負担分 臨時財政対策費
8億4千万円 44億1千万円
減税補てん債
0円 6億8千万円
8億4千万円 50億9千万円 国の借金分
町の負担分 一般単独事業債 2、080万円 15億4千万円
学校施設事業債 2億3千万円 12億3千万円
財源対策債 0円 7千万円
臨時税収補てん債 0円 9千万円
一般会計 出資債 1、140万円 4億9千万円
その他 7、500万円 4億2千万円
3億3千万円 38億2千万円 町の借金分
合 計 11億7千万円 89億万円
5.小学校の大規模改造費は町財政に負担か「ノー」
耐震、増築、大規模改造へ総事業費68.7億円をかけて着手。
第3次計画 平成18年〜22年は終了。今年度から第4次計画 
平成23年〜28年総事業費51,5億円へ
(1)工事スケジュールと事業費
(2)第4次計画 23年〜28年の事業費の内訳
23年〜28年 事業費 51、5億円
国の負担分 15、1億円 } 30%
町  債 34、4億円 } 70%
(3)町の財政に与える影響は
町債34、4億円の増加になるが、長期のローンで大きな負担になるものではない。
一般財源では3、000万円前後の負担となるが、問題ではない。
「学校に金がかかる、大変だ」といわれるほどの大きな負担ではない。
提言
[U]園児から英語と遊ばせる
     志免町から全国へ新しい風を
1.10年前に同じ質問、提言したが一蹴される
英語の学習に幼児からの取組が効果的なことは常識。この10年間
グローバル化、国際化は私たちの 常識を凌駕するスピードで進行している。
世界共通語の英語の習得は必要不可欠となる。
平成23年4月からやっと英語の学習が小学校5,6年生に取り入れられる
ことになった。
2.町内の保育所では既に8年前から園児対象に英語を取り入れ大きな成果をあげる。
「みなみざと保育園」外国教師による英語の指導、年長組、年少組の2クラスに分け、
火、木の2日間英語の歌ゲームを通じ英語と遊ばせ英語になじませる。
卒園者からは卒園後も英語の勉強を続け、児童英検に合格者も出る。
3.行政への提言
園児への英語学習を希望する町内の保育園、幼稚園を公募し3年間学習期間として、
英語講師代年間60万円と教材代を行政が支援する。代わりに園児の学習効果の
レポートの提出をお願いする。学校改造費51億5千万の出せる町。理解と協力を
4.国際交流基金の活用
志免町には他町にはない立派な交際交流基金(5,207万円)がある。
残念ながら手つかずの状態にある。
こどもたちの英語学習の起爆剤として活用されることを功望する。
5.志免町は子供の増える町
少子高齢化→増子高齢化
教育は一生こどもの財産、園児への英語学習は何物にもまさる
財産、宝物。子供への最高の教育のプレゼントを、行政最大の責務と心得よ
イ)0歳〜6歳児の増加
H5年3月末 0歳〜6歳 2、611人
H16年3月末 0歳〜6歳 3、195人
H23年7月末 0歳〜6歳 3、982人 H5年対比 ;+1、371人
ロ)子供の数8、000人の志免町
小学校、中学校 4、000人
就学前の子供 4、000人
*これだけのこどもが多い町はめずらしい
6.世界で活躍する人材の育成を
グローバル化、国際社会化の進むなか、子供たちが将来日本、世界で活躍するには
英語は必要不可欠のもの。こどもたちの夢と希望が叶えられるように、
幼児から英語と遊び、馴染ませ、親しませ、英語を身につけさせるには、
私たち大人の責務。先ず保育園での実験と検証を実践すること。
[V]5万人、市昇格へ、対策を急げ
     平成23年10月1日、45、051人
1.45、000人突破の足どり
2.志免町の人口増は
イ)出生者の増加
3.志免町の人口増はいつまで続くか
九州の新幹線の開通は福岡市一極化を加速させ、福岡市は計画よりも
5年早いスピードで伸びている。福岡市人口のピークは平成37年(2025年)。
志免町の人口増加は、福岡市の人口増加と比例する。従って、
今後10年〜15年は人口増が見込まれます。5万人達成の対応対策を早急に対応すべし。
4. 福岡市の待機児童解消への協力
福岡市の認可保育園への申込は毎年1、000人単位で増加し、平成23年4月には
2万8,000人を突破、保育園の整備が追いつかず待機児童は増加、苦慮している。
福岡市に協力し、志免町の人口増の促進につなげる。
5. 5万人の受入れ体制対策を急げ
イ)保育園、幼稚園の待機者ゼロを堅持し、園児の英語学習を高める。
  福岡市からの転入者増に結びつける。5万人達成の鍵。
ロ)小、中学校の学力アップ
ハ)交通、住宅の受入れ体制を急げ
6 .町民に東福岡市の実現を
志免町に最後のチャンス町民に
「夢」と「希望」を
町民に「団結」と「元気」を
[W]健康で長寿を(役場健康課に相談)
腎臓「透析予防に」「クレアチニン」に注目

1.定期健診のチェック

2.「クレアチニン」の数値に注目

男「1」に近づいたら要注意

3.医者相談、予防

4.透析患者にならずに済む

これだけで透析が回避できるのであれば
 誰 で も 実 践
肺「肺炎球菌ワクチン」

65歳を過ぎたら肺炎予防のための

ワクチンを接種(1回の接種で)

5年間有効、(10.000円負担)
風邪予防早めに

インフルエンザワクチンのの接種1回
1,000円負担。

23年10月1日〜平成24年1月31日
[X] 大混乱の「こども手当」を分り易くまとめました。
   お知らせ「こども手当は」どう変る

対象のこども 9月分まで 10月分まで
3歳未満 一律13、000円 ¥15、000
3歳〜小学校卒業 第1、2子 ¥10、000
第3子以降 ¥15、000
中学生 ¥10、000
*支給月 2月、6月、10月、最初の支給は来年の2月となる
*来年の6月からは、所得制限を受ける(広報しめ10月を参照、住民課へ照会
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。