第21回   議会報告
平成21年11月
今回の議会報告(第21回)は次の4点について、私の所見を交え、報告致します。
目   次
[機 平成20年度の決算からみた町の財政状況。
[供 7月24日、26日の水害対策。
[掘 多目的広場(竪坑櫓周辺地)の芝生化。
[検 70歳以上高齢者の運転免許証更新時のバス送迎。
[機亙神20年度の決算からみた町の財政状況
1.町の財政は黄信号。
町の財政は歳入が歳出を上回り一見健全財政に見えるが実際は、
歳入不足を基金と町債でカバーしてきた。補給が無ければ借金財政。
2.歳入の不足分を基金と町債で補給
平成13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年
基金(貯金) 3.9億円 10.2億円 12.1億円 5.8億円 4.7億円 4.1億円 5.3億円 0.5億円
町債(リ金) 7.4億円 18.1億円 28.6億円 13.8億円 6.6億円 6.1億円 7.9億円 7.4億円
計(補給分) 11.3億円 28.3億円 40.7億円 19.6億円 11.3億円 10.2億円 13.2億円 7.9億円
歳入ー補給分 実質歳入分 92.5億円 88.5億円 88.7億円 89.5億円 85.9億円 87.7億円 90.8億円 95.4億円
3.基金と町債の補給がどこまで続けられるか?
基金は底をつき、町債は急増
平成13年から平成20年の7年間で、基金は66億6千3百万円から37億4千6百万円へ
激減し、自由に使える基金はあと4億6千万円と底をつく状態になった。
又、町債は59億円から85億8万2千円へ急増、平成20年の借金返済額は10億円
を越え、年々増加している。
4.身の丈にあった90億円予算の確立を
今の町の財政状況は、90万円の収入しかないのに収入を上回る100万円以上の
支出が毎年続けられてきた。不足分は貯金(基金)と借金(町債)でまかなってきたが
もう限界、貯金は底をつきローンの返済は年々増加。
早急に収入に見あったくらしの立直しが急務。平成17年〜21年の行財政改革
5ヵ年計画の実施は身の丈にあった、収入に見あった90億円予算の実現にあったが、
平成20年度の歳出額は98億円と計画には程遠い結果に終っている。90億円
予算実現の処方箋はあるか?
/遊鑒顱∧篏金、分担金、事務事業、特別会計等の
更なる見直しと大幅削減 
町税、国保税等未納分は10億円を超える。
緊急の収納対策が必要。
以上2点の実践には痛みをともなうが解決しなければ、明日の志免町はない。
行政への提言と実践を要請する
5.平成20年度決算から
自治体財政健全化法  ━ 平成20年度決算から適用。
            毎年決算の公表が義務づけられる。
北海道夕張市のような自治体の財政破綻を未然に防ぐためのもの。
平成20年度の決算から適用される。内容は4指標を儲け一つでも基準値以上に
悪化すればイエローカード・警告の「早期健全化団体」に指定され、
更に悪化すればレッドカードの「財政再生団体」に指定、国の管理下におかれる
早期健全化 財政再生
実質赤字比率
(一般会計の赤字)
割 合
11.25%〜15% 20%
連結実質赤字比率
(全会計の赤字割合)
16.25%〜20% 30%
実質公債比率
(全会計の借金返済)
割 合
25% 35%
将来負担比率
長期借金額の財政
規模の何倍に相当するか
350%
平成20年度決算では、国の管理下におかれる「財政団体」は夕張市1市のみ。
警告の「早期健全化団体」は21の市町村が指定。九州では沖縄県の3村。
21市町村のうち19の市町村が実質公債費比率25%以上の基準を突破したもの、
多額の町債(借金)の返済が自治体財に重くのしかかる。
6.粕屋郡内の財政状況
粕屋郡7町の平成20年度主要指標状況
(数値が低いほど良い) (   )は平成19年
実質公債費比率 将来負担比率 経常収支比率
志免町 10.2%(9.9%) 58.7%(35.3%) 91.1%(91.6%)
宇美町 11.2%(8.9%) 95.2%(93.0%) 96.2%(95.7%)
篠栗町 4.6%(2.3%) 59.4%(72.2%) 95.4%(91.6%)
須恵町 14.4%(14.7%) 87.3%(105.1%) 91.1%(91.9%)
久山町 21.7%(16.4%) 198.5%(211.6%) 90.1%(93.8%)
粕屋町 16.6%(14.2%) 148.8%(156.4%) 92.0%(92.1%)
新宮町 17.7%(17.8%) 91.1%(83.7%) 93.6%(95.7%)
県68市
町村比率
12.7%(12.5%) 62.2%(69.8%) 93.8%(95.5%)
志免町は粕屋郡内(7町)の中で一番安定した財政状況にある。留意すべきは
町債の増加。町債の増加は、実質公債費比率、将来負担比率を悪化させる要因となる、
要注意。
*経常収支比率-財政構造の弾力性を判断する指標、低いほどよい。
8 0%を超えると自由に使えるお金が、少なくなり財政の硬直化がすすむ。
[供 7月24日、26日の水害対策。被害者の方に心よりお見舞い申し上げます。
地球の温暖化に伴い気象は大きく変化し、台風の大型化、竜巻発生、集中豪雨ゲリラ
豪雨等が異常気象でなく普通になってきた。町では7月24日午後6時前後には雨量は
1時間110ミリを記録し、24日から26日までの3日間の降雨量は501ミリとなる。
今回、宇美川は越水が2ヶ所で大きな氾濫には至らなかったが、代わって排水能力の低い
低地の内水被害が多発した。床上浸水81戸、床下浸水167戸(役場発表)。
今後、内水被害は常時発生が予測される。.内水対策は急務。
次のことを行政に強く要請する
1. 内水対策。
町内の内水被害地区を洗い出し、原因を把握。内水被害箇所の改修工事計画を作成。
改修時期を明示し、町民へ公表する。
雨は予告無しにやってくる。即、着手。スピードが一番。
2. 町内「水害マップ」の作成。
被害箇所、危険箇所、避難場所、避難経路、車の避難、移動先の確保。
障害者、高齢者、幼児のいる家庭、等への連絡、誘導。
町内全家庭へ「水害マップ」配布、周知徹底を図る。
3. 防災メール登録の指導を。
障害者、高齢者には登録方法、使い方、役場災害本部への問い合わせ、防災無線
についても指導を。
その他、土嚢の準備と利用。避難者のための夜具、タオル、飲料水等の準備。
4.町民みんなで、浸水被害地を守ろう。
行政任せのみでなく、私たちがやれることは何か。
「雨水タンク」「雨水浸透ます」を全家庭、集合住宅に設置し、 排水量を減らす。
設置費用については町は積極的助成を。
宇美川、須恵川流域の志免町、宇美町、須恵町、粕屋町の4町とも 共同して当ること。
[掘 多目的広場(竪坑櫓周辺地)の全面芝生化へ。
ある時は運動会や夏祭りの広場、親と子のふれあい遊びの場となり、ある時は元気な
高齢者のグランドゴルフやゲートボールの競技場、健康づくりの場となる。
幼児から高齢者までのみんなが緑のフサフサした芝生の上で、裸足(はだし)で
のびのびと飛び回れるグランドを作って頂きたい。
広場を芝生にする理由は他にもある。
イ) 広場を芝生にする理由は他にもある。
ロ) 緑の広場は夏場の気温の低下に役立つ。(ヒートアイランド対策)
ハ) 砂ぼこりを防ぎ、周辺住民の迷惑防止になる。
ニ) 広場の土は砂利が多く、転倒すると大ケガの危険がある。
ホ) 町民と行政の協同作業の実験場となる。芝の管理を行政と町民が共同し て行う。
志免町には芝生の広場は一つもない。
みんなが裸足で遊び走れる健康づくりの広場を町民に提供して頂きたい。
[検 70歳以上高齢者の運転免許証更新時のバス送迎。
70歳以上の大部分の方は運転免許証更新時には福岡試験場(南区花畑)を
利用されていますが、交通渋滞と試験場の駐車場の狭さに大変苦労されております。
町の福祉バスを利用して、役場 ⇔ 試験場 間の送迎実施を行政に要請しております。
記(案)
イ) 役場 ⇔ 試験場、往復。
ロ) 月1回、日時設定。(広報掲載)
現在、行政で検討中ですが、どれくらいの利用者があるのかを心配しております。
該当者皆さんのご意見をお聞かせください。同封の葉書に(利用する)(利用しない)の
何れかをご記入の上、ご返送頂ければ幸甚に存じます。よろしくご協力のほどお願い
致します。(尚、須恵町、篠栗町、粕屋町は実施。)
インフルエンザにくれぐれもご留意下さい。
10月9日、県全域に「インフルエンザ流行発生注意報」が発令されました。
4週間以内に大流行の可能性があると言われています。志免町でも大事をとって
町民運動会が中止されました。「手洗い」と「うがい」が最高の予防薬と言われています。
最後までお目通し頂き、有難うございました。
        ご指導よろしくお願い致します。